ヒロセの実績紹介 Hirose Works

水平切梁工法における棚杭を無くした施工方法

水平切梁にあるはずの棚杭が見当たらない!

工事の概要

工事名:
西宮北口駅南土地区画整理事業街路築造等(北口線その2)工事
施 主:
兵庫県西宮市
施 工:
株式会社松田組
内 容:
阪急電鉄アンダーパス工事に伴うボックスカルバート現場打工事
掘削深 約8m、幅 約14m、延長 約100m、2段梁、SMW

課題

この工事において、当初の計画では一般的な山留工法によることとされていたが、工期の短縮が必要となった。

課題をクリアした計画検討のプロセス

提案した工法は、躯体構築の際の切梁盛替を省き、なおかつ、棚杭を無くすものだった。

まずは、切梁盛替梁を無くすこととした。これにより、切梁の架設・解体の日数が短縮される。しかし、当然ながら、強度の問題があるため、芯材のサイズアップにより、必要な強度を確保した。
次に、盛替切梁を無くすと、1段目の切梁の解体が出来ないため、ボックスカルバートの上スラブ打設後まで棚杭を残す必要がある。そこで、吊り桁から切梁を吊る事で棚杭を無くして、工期短縮を図ることとした。

成果

この工法では、切梁盛替を無くして工期短縮を図ったが、それだけでなく、棚杭を無くしたことで最下段の切梁下に非常に広い作業スペースが確保された。このため、掘削効率の向上、型枠、鉄筋組の作業効率向が図れたことも、工期短縮に繋がった。
さらに、成果として、棚杭がなくなり、本来でれば必要であったボックスカルバートにおける棚杭部分の箱抜き・防水処理などの処置が不要となり、躯体の品質向上も可能となった。

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