工事名: 平成17年度1号四日市地区橋梁撤去工事
施 主: 中部地方整備局三重河川国道事務所
中部地方整備局では、大規模地震に備えて、緊急車両の通行や救援物資の輸送に対応できる災害に強い道路の確保に努めておられます。国道1号線は、緊急輸送路に指定されており、四日市市を通る1号線に架けられている「天白橋」の架け替え工事は、災害対策という意味においても重要な工事として進めておられました。というのも、天白橋は昭和26年に架けられ、既に50年以上が経過していた古い橋だったためです。交通量の増大などにより老朽化が目立っていたとのことです。
当初の天白橋架け替え工事は、橋の半分づつを造っていくという計画だったそうです。まずは、橋の半分を撤去して新しい橋を架ける。その期間は残った半分の古い橋を利用するというものです。
しかし、工事が進んで橋の半分の撤去が完了した際に、古い橋の橋脚基礎部分に空洞が確認されました。これでは、橋の安全性が充分とは言えないため、天白橋を全面通行止めにされました。
国道1号線が全面通行止めになるということは致し方ないとしても、その期間が長期になることは当然避けなければなりません。そこで、急遽、仮橋の設置が決められ、当社がお手伝いさせていただくことになりました。
緊急の全面通行止めになったのは、平成19年2月20日です。当社では直ちに、仮橋設置工事の詳細設計の検討と図面の作成に取り掛かりました。通行止めになった日から3日後の23日には、三重河川国道事務所から、3月7日を目途に通行止め解除を行なうべく対策工事に取り組んでいる旨の告知がされました。仮橋とはいえ、通常の国道1号線の車両通行が問題なく安全に行なわれなければならないわけですから、当然に慎重な設計と施工が必要です。しかも、それを短期間でかつ、完了日が指定されている中での仮橋の架設工事でした。
無事工事が完了したことで、この工事を元請されていた岡田工業株式会社様とともに、表彰状をいただきました。

