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鉄道用の工事桁としてのKD橋

鉄道用の工事桁において、初のリース桁としてKD橋が採用されました。

  • 新潟県 境沢BV
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橋の架替工事の迂回路や工事用の仮橋など、さまざまな場面で活躍しているKD橋が、鉄道向け工事桁にリース桁として初めて採用されました。従来、鉄道工事で利用されてきた製作桁・財産桁よりもコストダウンが期待できるほか、省資源化なども期待できることから鉄道工事における仮設橋の課題に応える手法として注目されています。

走行中の鉄道車輌の荷重へも十分な信頼性を確保しています。

リース桁として採用されたKD橋は、自動車の通行に使われる道路橋としては十分な実績があります。鉄道業界においても、プロジェクトで求められる荷重や長さに応じて柔軟に仕様を変更でき、また保管場所の必要がないという点から、製作桁・財産桁にかわるものとして強い関心が寄せられていました。
そこで今回、鉄道用の工事桁として本格的に検討されるにあたって、リース桁の主構にE-17荷重を載荷させた時の各部材の軸力と主構のたわみが「鉄道構造物等設計標準」の許容値内にあるか、また実際に列車をKD橋に入線させた際のひずみ・たわみなどを各種試験により測定。主構・横桁ともに荷重開放後、元の状態にもどることが確認され、鉄道用の仮設橋として十分な信頼性をもつことが確認され、採用されました。

リース桁は製作桁・財産桁、他の工法にはない優れたメリットを提供します。

大幅なコストダウン

リース桁を利用すれば、プロジェクトごとに仮設橋を製作していたコストが不要となり、保管や廃棄を考慮する必要もありません。数ヶ月〜3年程度の短期間の工事であれば、確実なコストダウンが見込めます。

優れた施工性

リース桁は現場で組立を行うことができ、作業も5〜6日で完了します。また、鉄道の下に道路を通すような工事の場合、既存のレールをそのまま利用した架設工事が可能です。作業の時間帯は、電車が運行しない夜間を利用。数時間で完了させるため、列車は従来のスケジュール通りに運行できます。

省資源への対応

使用後にスクラップする製作桁とは異なり、リース桁は廃棄する必要がないため、資源の節約、環境保全に貢献できます。

仮設橋の数々の実績をもとに、ヒロセがサポートします

既存の線路下に道路をつくる立体交差化工事が増加しているなか、すでに鉄道用の仮設橋としてリース桁を採用するケースや導入検討を開始したプロジェクトも増えています。私たちヒロセは、これからも豊富な実績のなかで培ったノウハウを活かして、全国の鉄道用工事桁のエンジニアリングに最適なリース桁を提案していきます。

地組完了

地組完了

仮橋設置

仮橋設置

設置完了

設置完了

工法比較

  経済性 スパン 環境面 列車の走行
リース桁
リース材の為、安価で資産保有にならない 標準ブロックを連結させる事で各種スパンに対応 転用が可能 無徐行が可能である
製作桁 ×
部材が全て新規製作になりスクラッブ処理が必要 各現場に応じたスパンを設定できる 転用しない 徐行が一般的である